EPOS ADAPT 165 USB II レビュー|重量145gを2媒体で照合
Web会議が多いビジネスパーソン向けに、EPOS ADAPT 165 USB IIを徹底リサーチ。重量145gの2媒体照合、USBと3.5mmの機能差、海外価格との違いを解説。
Web会議が1日3時間を超える日は、ヘッドセットの重さと通話の聞き取りやすさが仕事の疲れを左右する。EPOS ADAPT 165 USB IIは、在宅とオフィスを行き来するビジネスパーソンに向けた1万円台の有線ヘッドセットだ。上位機の機能を削って「挿すだけで使える」ことに絞った設計で、海外の専門媒体は軽さとマイク品質を評価している。一方で、接続方式によって使える機能が変わる点には注意が要る。
EPOS ADAPT 165 USB IIとは?スペックと特徴
ADAPT 165 USB IIは、3.5mmジャックとUSB-A接続の両方に対応する両耳オンイヤー型の有線ヘッドセットだ。Amazon商品ページによれば、プラグアンドプレイで使え、取り外せるインラインコントローラーと、収納しやすい携帯性が特徴とされる。
両耳をふさがないオンイヤー型の軽さ
TWICEは、耳をおおわないイヤーパッドが頭を締めつけず、ヘッドバンドが柔らかいゴムパッドだと述べている。スピーカー部は上下に動くため、通話中でも片手で位置を調整できる。イヤーパッドをひねれば机に平らに置け、付属バッグにも収まる。ヘッドバンド自体は折りたためないので、バッグの中では縦に長さを取る。
左右どちらにも付けられるマイク
マイクブームは左右どちらにも回して装着できる。The Mirrorはこのマイクを「両側対応」とし、背景のノイズを抑えて声を分離する点を評価した。同媒体は、通話中に家族の声や洗濯機の音が相手に届かなかったと記している。また、突然の大音量から耳を守る「Active Guard」機能の搭載にも触れている。
重量145gは二つの媒体で一致した:公称値と海外価格を突き合わせる
購入前に確かめたいのは、軽さの数字が信用できるか、そして日本の価格が海外と比べて妥当かの2点だ。価格.comのスペック欄、TWICEの記述、各国のレビュー記事を並べた。
| 項目 | 日本 | 海外の記述 | 読み取れること |
|---|---|---|---|
| 重量 | 145.3g(価格.com) | 5.1オンス(TWICE)=約144.6g | 2媒体の数値は1g未満の差で一致 |
| 最大音圧レベル | 115dB(価格.com) | — | 日本の掲載値のみ |
| 価格 | ¥15,980(Amazon・価格.com最安) | 約$90(TWICE・165T)/£70(The Mirror・USB-C版)/Rs.7,490(India TV・165T) | 型番や時期が異なり直接比較はできない |
重量はオンスをグラムに換算すると約144.6gで、価格.comの145.3gと差は1g未満だった。独立した2媒体が同じ値を示したため、軽量という評価は数字の裏づけがある。
価格の比較には条件がつく。TWICEとIndia TVのレビュー対象はTeams認証付きの165T、The MirrorはUSB-C版で、日本で確認したUSB-A版とは型番が違う。さらに各記事の公開時期も揃っていない。それでも、海外では$90前後・£70という「1万円前後」の水準で語られる製品が、日本のAmazonでは¥15,980で売られている点は押さえておきたい。
Amazon でチェック
EPOS ADAPT 165 USB II 有線ビジネスヘッドセット
¥15,980
詳細を見るなお、当サイトのUSBヘッドセットランキングでは¥13,980と記載していたが、2026年11月2日の再取得では¥15,980で、価格.comの最安値とも一致した。購入前にAmazonの表示価格を確認してほしい。
評価が集まるのは「マイク」と「ずっと着けていられる軽さ」
通話相手に届く声の明瞭さ
TWICEは「ノイズキャンセリングマイクの品質は素晴らしい」と結論づけ、通話相手から声がクリアに聞こえるという反応を得たと書く。India TVも、TeamsとZoomの両方で相手の声が明瞭に聞こえ、背景ノイズがフィルタされたと報告している。調査した海外3媒体のすべてがマイク品質を肯定している点は、価格帯を考えると大きい。
終日着けても負担が少ない設計
The Mirrorは、軽さのおかげで一日中着けていても存在を忘れるほどだと述べた。耳をおおわない構造のため、周囲の音も聞き取れる。同じ媒体は、自宅の机ではもっとがっしりした別のヘッドセットを使うと断りつつ、長時間装着ではADAPT 165が有利だとしている。
買う前に知っておきたい3つの弱点と、許容できる条件
USB接続のときだけインラインコントローラーが働く
TWICEとIndia TVは、3.5mmジャックで直接つなぐとインラインコントローラーの機能を失うと指摘する。音量やミュートはスマートフォンやタブレット側で操作する必要がある。PCで使うならUSB接続が前提で、スマートフォン中心の人は操作性が一段落ちる。
騒がしい場所には向かない
アクティブノイズキャンセリングは搭載せず、イヤーパッドによる受動的な遮音だけだ。The Mirrorは、混雑したカフェで長時間使うことは勧めないと書いている。静かな書斎やオフィスで使う前提なら問題は小さい。
音漏れ、調整部のゆるみ、造りの繊細さ
TWICEは弱点として、音量を上げると音が漏れる点と、イヤカップの調整を繰り返すとゆるむ点を挙げた。India TVは、イヤーパッドのクッション性をもっと高めてほしいと述べている。モノタロウの購入者コメントには、購入後約1か月でマイクの音声が相手に届かなくなり、新品交換になったという声もある。この事例は1件で、発生頻度は判断できない。購入後は早めにマイクの動作を確かめておくと安心だ。
上位機・ワイヤレス機と並べたときの選び分け
当サイトのUSBヘッドセットランキングで比較した製品と並べると、位置づけが見えてくる。
| 項目 | EPOS ADAPT 165 USB II | Jabra Evolve2 65 MS | Poly Voyager 4320 UC |
|---|---|---|---|
| 接続 | 有線(USB-A/3.5mm) | ワイヤレス | ワイヤレス |
| 価格(Amazon) | ¥15,980 | ¥26,980 | ¥52,690 |
| 充電 | 不要 | 必要 | 必要 |
| ANC | なし(受動遮音) | — | 受話側ANCなし |
ワイヤレスで席を離れながら通話したいなら、Evolve2 65 MSやVoyager 4320が候補になる。机に座って会議に出る時間が長く、充電の手間を増やしたくない人には、ADAPT 165の有線という割り切りが合う。Evolve2 65 MSの詳細はJabra Evolve2 65 MSのレビューにまとめている。
予算をさらに抑えたい人への代替品
1万円台のADAPT 165より安く済ませたい場合、有線のヘッドセットには1万円を切る選択肢もある。ただし本サイトではブランドの音質面と通話品質の根拠を示せる製品を軸に選んでいるため、¥5,000未満の製品は取り上げていない。マイクの評価を重視するなら、予算を削るより、同社の1万円台で確かな評価のある本機が現実的な選択肢だ。
机で長く会議に出る人に合う一方、移動が多い人には合わない
向いている人
- 在宅の机で1日3時間以上Teams/Zoom会議に出る、30〜40代のビジネスパーソン
- 初めて業務用ヘッドセットを買い、充電や接続設定の手間を増やしたくない人
- 終日着けても疲れにくい軽さ(約145g)を重視する人
向かない人
- 通勤電車やカフェなど騒がしい場所で使いたい人(ANCなし)
- スマートフォン中心で3.5mm直結を使う人(コントローラーが働かない)
- 会議中に席を離れて動き回りたい人(有線のため)
軽さとマイクで選ぶなら、デスク会議の主力に
ADAPT 165 USB IIは、約145gの軽さと評価の高いマイクを、1万円台で手に入れられる有線ヘッドセットだ。USB接続が前提で、騒音下には向かない。机での会議が中心なら、導入の手間が最も少ない選択肢のひとつになる。
Your Next Investment
デスクでの会議が多いなら、まずAmazonの最新価格と在庫を確認してほしい。
EPOS ADAPT 165 USB II 有線ビジネスヘッドセット
¥15,980
あわせて読みたい:
よくある質問
EPOS ADAPT 165 USB IIの重さはどのくらいですか?
価格.comの掲載値は145.3gだ。TWICEは5.1オンス(約144.6g)と記しており、2つの数値はほぼ一致する。
スマートフォンでも使えますか?
3.5mmジャックで接続すればスマートフォンでも使える。ただしTWICEとIndia TVが指摘するとおり、直結ではインラインコントローラーの機能を失うため、音量やミュートは端末側で操作する。
ノイズキャンセリングは付いていますか?
アクティブノイズキャンセリングは付いていない。TWICEはイヤーパッドによる受動的な遮音のみと説明している。マイク側のノイズ抑制は海外3媒体が評価している。
左右どちらの耳にもマイクを付けられますか?
付けられる。マイクブームは左右どちらにも回して装着できる。
価格が以前の掲載価格と違うのはなぜですか?
2026年11月2日の再取得でAmazonの価格は¥15,980で、価格.comの最安値と一致した。当サイトのランキングに記載していた¥13,980は、それ以前の価格だ。

Nei
現役マーケター・事業開発・ガジェットキュレーター
30代、マーケター兼事業開発として働いています。AIを活用した業務改善に関わる中で、道具の質が仕事の質を左右すると痛感する毎日です。
ガジェットや家電への関心は、純粋に「時間を買うための投資」という感覚からきています。2027年完成予定のマイホームに向けて理想の暮らしを設計する中で、国内外のレビューを読み漁るのが日課になりました。
マーケターの習性で、スペックや口コミは感情ではなくデータとして読みます。実際に購入・レンタルして使い込んだ製品については、良い点だけでなく「自分には合わなかった部分」もそのまま書く方針です。
LUXE GEARのレビューポリシー
LUXE GEARの記事は、大きく3つのスタンスで書いています。読む前に知っておいてほしいことを、正直に書いておきます。
購入またはレンタルして、日常の中で長期間使い込んだ製品のレビューです。生活に組み込んでみて初めてわかった本音の使用感を書いています。
手元にない製品でも、スペックや国内外の口コミを徹底的に調査してまとめます。「誰に向いているか」「どんな人には合わないか」を整理した、購入の判断材料になる記事です。
複数の製品を価格・使い勝手・デザインなど具体的な基準で比較します。「結局どれがいいか」だけでなく、「自分の使い方ならどれか」がわかる記事を目指しています。
読者の皆様へのお約束
どの記事でも「完璧な製品はない」という前提で書いています。向いていない人や合わない使い方があれば、必ず正直に書きます。